こんにちはゆんです。
こんな悩みをもつ方におすすめの記事です。
・よく調べず一人で転職活動しないこと
・エージェントを通じて育児に適した会社を選ぶ
・求人票では必ず6項目を確認する
・面接で直接質問できるチャンスを活かす

それでは解説します。
イクメンパパが転職活動で絶対やってはいけないこと
まずはまとめです。
①企業の下調べをしない
ざっくりとした業務内容だけで会社を選んではいけません。
規模はどれくらいか、転職後とそれからの見込み給料はいくらか、労働環境はどうか、労働時間はどれくらいか、など確認せずに企業を選ぶと後悔しか出て来ません。
転職エージェントを利用しながら下調べをして企業をよく知る必要があります。
②なんとなく転職活動
何もこだわらずに次の企業を探すのはおすすめしません。
家族との時間を確保できるか、苦労なく生活を送れるかが決まってくるからです。
たとえば転職面接で「ぜひ来て欲しい」と言われただけで決めてはなりません。(必要とされてる!と思って嬉しくなってしまうかもしれませんが。)
条件を具体的に書き出して、不満のないレベルを明確にしましょう。
③妻の意見を聞かない
転職は少なからず家族の生活に影響します。
勤務地、勤務時間、ストレスなどにより家族との触れ合い方が変わってきますよね。
2人で協力しながら子育てするため奥さんの希望も必ず聞いてください。
期待していた年収と違う!思っていた勤務地と違う!と揉める可能性がありますのでご注意ください。
以上を踏まえてイクメン向けの転職活動のポイントを押さえていきます。
イクメン向け転職活動のポイント3つ
下記の3点を確認しながら転職活動を進めてください。
①転職エージェントは複数登録すること
転職するからには自分に合ったより良い求人を手に入れる必要があります。
その可能性をできるだけ上げるために大手エージェントと小規模エージェントの併用が非常に効果的です。
それぞれの特徴をこちらにまとめたのでご覧ください。
メリット | デメリット | |
大手エージェント | ・全国各地の求人がある ・幅広い情報量 ・担当者の変更が容易 |
・マニュアル化されている ・掲載企業一つ一つの内部事情まで把握できない |
小規模エージェント | ・個人に合わせた細かいサポートを受けることができる ・対象地域にある企業の内部を詳しく知っている |
・対応地域が限定的で求人を多数持っていない ・担当者は固定されてしまう |
育児と両立が難しい企業の特徴
・ベンチャー企業
・休みが不定期
・出張や転勤が多い
・休日が120日未満
育児と両立しやすい企業の特徴
・大手企業またはそのグループ会社
・労働組合がある
・育児休業制度の実績がある
補足:テレワークについて
管理上の問題や作業非効率といった問題があるテレワークですが、子育てするパパやママにとっては非常に嬉しい制度ですよね。
中にはフルリモートであったり、月に一回の出社でOKという会社もあります。ぜひエージェントに希望を出してください。
自分にはどんな働き方が合ってるのか知りたい!という方は適職診断をお試しください。無料で使えるサービスをこちらの記事にまとめております。

②求人票で必ずチェックすること
求人票記載の数値と実際の数値が異なる場合があります。
気になるところは必ず都度エージェントに確認してください。
1.給料
あなたの年齢で平均年収以上あることを確認してください。
※平均以下だと労働環境も悪い可能性が非常に高いです。
たとえば大手サイトが出してる平均年収表はこちら
年代 | 平均年収 | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
20代 | 341万円 | 363万円 | 317万円 |
30代 | 437万円 | 474万円 | 378万円 |
40代 | 502万円 | 563万円 | 402万円 |
50代以上 | 613万円 | 664万円 | 435万円 |
(引用:doda)
たとえば目安として20代の方は400万円、30代の方は500万円という条件にしてください。
2.役職別モデル年収
求人票にはモデル年収が記載されてることが多いので確認してください。
たとえば30歳〇〇万円、40歳〇〇万円といったように年齢で書かれています。もし記載がなければエージェントに問い合わせてください。その年収が将来あなたの年収になります。
補足ですが、子どもが大きくなるにつれて必要なお金も当然増えてきます。
下表を見てください。
公立 | 私立 | |
幼稚園 | 670,941円 | 1,643,933円 |
小学校 | 1,927,686円 | 9,779,648円 |
中学校 | 1,465,191円 | 4,409,556円 |
高校 | 1,372,140円 | 3,072,951円 |
大学 | 国立(文系・理系) : 2,425,200円 |
文系: 3,553,121円 |
公立(文系・理系) : 2,547,327円 |
理系: 4,900,327円 |
|
合計 | 7,861,158円(国立) 7,983,285円(公立) |
22,459,209円(文系) 23,806,415円(理系) |
(引用:ソニー生命)
このように全て公立だとしても教育にかかる費用だけで800万円近くなり、かなり高額になります。
そのため、年収が下がってしまうような転職をしてしまうと生活が苦しくなり後悔する可能性が高いです。
必ず将来見込みのある会社を選ぶようにしましょう。
3.見込み残業
多くても20〜30時間を目安にしてください。
残業時間がだいたいどれくらいか記載してくれる求人票が多いです。
もしなければエージェントに確認してもらってください。
いくら給料が良くても残業や休日出勤が多ければ、子育てに関われません。
育児を重視できる残業時間であることを必ずチェックしてください。
4.年間休日
120日以上を目安としてください。
休みがちゃんと確保されてる会社は働きやすいですよね。
土日だけ休みだと105日くらい、土日も祝日も休みだと120日くらい、年間で休日があることになります。
土日だけ休みの場合:約105日
土日祝が休みの場合:約120日
ですので最低でも120日の休日がある会社を選んでください。
5.手当て
家族手当てや住宅手当てがあることをチェックしてください。
基本給が少なくても家族手当てや住宅手当てにより、年収がある程度高くなります。
特に「子ども1人につき〇万円」といった子どもの数に比例する手当てだと助かりますね。
※手当てだと、基本給に掛け算するボーナスへ反映されないため、できれば基本給が高いほうが望ましいです。
6.労働組合
労働組合のある会社を選ぶ方が待遇が良い傾向にあります。
労働組合がないと昇給含めた給料は社長の一存になってしまいます。もし大手企業のグループ会社だとしても労働組合がなければ給料に不満が溜まります。
③面接で必ずチェックすること
実際に面接相手が直属の上司になると思って確認しましょう。育児の時間が確保できそうな雰囲気か知るチャンスです。
これだけだと困ってしまうのでチェック項目をまとめます。
1.家族や自分の体調不良で休むのは問題ないか
→「全く問題ない」という回答であればOK
もちろん建前で問題ないと言う可能性もありますが、従業員やその家族を大事にするか知ることができます。
2.男性で育休取得されているか
→「育休取得の実績が複数ある」もしくは「有給の範囲で休む人がいる」という回答であればOK
正直、育休制度は日本でまだまだ一般的ではありません。「ほとんどの人が育休を取得している!」という会社を見つけるのに苦労します。
ですので育児を優先する人に対して理解のある会社を選ぶようにしましょう。
3.土日に出勤することがあるか
→基本的に無しであればOK
子どもと一緒に出かけたりする場合、土日休みの方が絶対合わせやすいです。
最低限、土日は朝や昼も子どもと一緒に過ごせることができる職場がいいと思います。
※あくまで土日休みの幼稚園や小学校を前提として書いてます。
4.上司の働き方はどうか
→あなたの許容範囲内であればOK
上司は将来のあなたの姿です。めちゃくちゃ仕事量が多かったり、土日も出勤しているのかが具体的にわかります。
あなたに合った働き方ができそうか確認してください。
体験談:当サイト管理者の転職
転職してよかったこと
・年収アップ(400万→650万)
・職場が家族優先な環境
・職制が整っている
・会議や打ち合わせがあっても家族のために休むことができる
・特に子どもが小さいときは早く帰れる
・家族手当てがもらえる
転職してよくなかったこと
・培った経験が通用しないことがある
・工場であるためかなり閉鎖的
・グループ内では待遇がよくない会社
・知り合いがほとんどいない
まとめ
・よく調べず一人で転職活動しないこと
・エージェントを通じて育児に適した会社を選ぶ
・求人票では必ず6項目を確認する
・面接で直接質問できるチャンスを活かす
あとがき
以上がイクメン向けの転職活動になります。
まずは自分に合った働き方や職種を診断したい!という方はこちらの記事をご覧ください。

筆者が年収200万アップした転職活動の流れはこちらの記事を参考にしてください。

ではまた!