こんにちはゆんです。
こんな疑問に回答します。
・なぜ使えないと思われるのか知りたい方
・品質保証部に所属している方
・仕事がつらい/転職したい方

品質保証部の方もそれ以外の方もリアルな意見を見ることができるのでぜひご覧ください。
品質保証部は無能?使えないと思われるたった1つの理由
結論:実作業をせずに基準通りの指導しかしないから
実際に何社か経験した私の意見ですが、品質保証部は「口だけ」と思われることが非常に多いです。
実際に作業するのは製造部門や設計部門なので、そう思うことは仕方のないことかもしれません。
しかし、品質保証部とその他の部署、どちらも経験しましたがいずれも正当な理由があります
【品質保証部側の意見】
【その他の部署の意見】
細かく書き出すとキリがありませんが、お互い不満に思っていることがほとんどです。
このように実際に作業せずに指示だけになってしまうので、品質保証部は「現場のことを全くわかっていない」と見られてしまうのです。
しかし、品質保証部は自社製品の品質を確保するための部署です。
顧客先で不具合が発生したら品質保証部の責任になり、説明責任が発生します。
そのため非常に責任が重たい部署であることを周囲の部署が理解する必要があります。
『いい会社』と『危ない会社』
部署が違えば意見も変わるのは自然なことです。
ただ、上述したように他部署への理解がないと、会社の継続は困難になります。
次項に詳しく書きますが、理解があるということは部署間が協力し合えることに繋がります。
協力体制のある会社かどうかが重要

協力体制があるには「同じ目標」が必要不可欠です。どの部署も目標が一致していれば問題ありません。
たとえば「高品質な商品をお客様へ提供する」といった目標があるとします。
部署によってそれを達成する手段は異なりますが、目指すところは同じになります。
つまり、会社全体として各部署が同じ方向に進むことができるのです。
顧客思いの方針がそのまま各部署・各従業員に浸透しているなら、担当者ベースでも同じ理念を持っているため、仕事をスムーズに進めることができます。
このような会社は大事にしてください。引き続きその会社に勤め、真摯に仕事へ取り組んでいきましょう。
危ない会社の特徴
しかし、従業員のまとまりがなく顧客思いの価値を提供できないような会社はおすすめできません。
他部署への不満だけが募り、顧客ファーストの理念が失われ、給料が上がらなかったり人間関係で辛い思いをする可能性が非常に高いです。
・工場で何か不具合が発生した場合、面倒だからといって他人や他部署に押しつける
・担当者が複数の現場不具合を抱えてツラい思いをしているにも関わらず、上司がサポートしない
・不具合発生時、製造部と設計部と品質保証部の集まる習慣がなく、1つの部門に負荷が集中し、他部門が受け身な体制
あなたの会社はいかがでしょうか?
もしこのような会社にお勤めの場合は別の会社で働くことをおすすめします。
社内で協力し合えない会社はムダが多く不具合がなかなか減りません。
円安や物価高で私たちの生活は苦しくなる一方ですが、給料が上がらないとさらに苦しくなります。
転職することで今の会社では得られなかった待遇を受けることも可能です。
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転職まではちょっと……という方はこちらの診断をお試しください。

まとめ
・品質保証部は基準通りしか指示しないので使えないと思われがち
・しかし自社の品質を確保するため必要
・品質を蔑ろにする会社からは離れることをおすすめ
あとがき
以上が品質保証部が使えないと思われる理由と考えるべきポイントです。
品質保証部の業務内容が気になる方はこちら

品質保証部で出世するための重要なポイントはこちらこちら

ではまた!
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【解説】品質保証部は無能で使えないと思われる1つの理由←今ここ
品質保証部が不要と思われる理由と必要性について
品質保証部の業務内容をあるべき姿に沿って解説