- 子育てしながら出世はできないの?
- 年収アップは諦めた方がいいのかな
- 育児したいけど給料が低いのも嫌だ
男性が子育てをしながら出世や年収アップするには正しく働く環境を選ばないといけません。
なぜなら育児を優先すると評価が下がる会社が存在しているから。
この記事では育児をしながら出世や給料アップさせる方法を解説しています。
最後まで読むことで子どもとの時間を大切にしながら出世できる働き方がわかります。
- 大手企業では子育て支援されてるがまだ出世が難しい
- 育児しながら出世するには良い環境とスキルが必要
- 効率的な働き方を訓練する
- 適した環境の会社へ転職する
本当に子育てしながら出世できないのか?
子育てパパは出世できないと言われますが、現代においてはほぼ事実です。
なぜなら会社にとって、定時後も残って働いてくれるのは貴重な存在だから。
子どもとの時間を増やしたら、仕事する時間は減るので評価しない会社が多いでしょう。
しかし、子どもとの時間を確保しながら限られた時間の中で最大パフォーマンスを発揮できれば、会社によっては評価してくれます。
現代の子育て状況まとめ
現代の育児休業取得率は下記のとおりです。
男性:12.65%
女性:81.6%
男性の育児休業取得率も増加傾向ではあるものの、まだ低い水準です。
しかも、育児休業を取りたいけど取得できなかった男性は29.9%もいます。
(引用:株式会社日本能率協会総合研究所「令和2年度仕事と育児等の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書」)
このような現状を改善するため厚生労働省では2010年からイクメンプロジェクトという活動を開始しました。
(前略)新たな制度である産後パパ育休や企業の取り組みなどが社会に浸透・定着し、あらゆる職場で男性が育児休業を取るのは当然、となることを目指しています。
(引用:イクメンプロジェクト公式HP)
2021年に育児・介護休業法が改正されたり、2022年に企業への育児休業に関する整備や従業員へのヒアリングを義務付けたり、いろんな活動が進められています。
また、2022年10月から『産後パパ育休(育休とは別に取得可能)』という制度も開始します。
(引用:厚生労働省)
世の中が男性の育児に対する制度を変える動きが背景にあります。
制度は知ってるけど取れる雰囲気ではない、休んだら出世に影響する、といった意識が根強い結果でしょう。
育児と出世についての口コミ
では私たちは育児と出世に関してどのような感想を持っているのか見ていきます。
てか労働より子育ての方が最初の何年かはきつそう。
育休で2、3年とかあるけど、正直その時期きつすぎるし、出世も遠のくし、とりたくない。
退職できて比較的楽になってから(小学校入学後など)も専業主婦できるならいいけど、そうじゃないのに最初に育児担当になるの嫌だなぁ— 喪喪りん (@mo_yametai0) July 15, 2022
二人の子持ちで1年のみワンオペ、給与増を取るか、給与安泰でこのまま家族全員でいることを取るか、どっちが正解か分からん?でも男たるもの出世とか給与にやっぱりモチベーションを感じるのかな…。でも子育てにお金がいるのは事実だから悩む?
— さとこ (@stk_0731) July 20, 2022
共働きで子育て真っ盛りの身としては、子育てと仕事との両立が厳しいと感じます。今月は、登園自粛やら子どもの体調不良やらで、片手で数えられるほどしか保育園に預けられず…
子育てが落ち着くまでは、下手に出世して周りに迷惑をかけるより、ヒラで周りの助けを仰ぎながらやる方が気が楽です。— shishitou (@shishitou6) July 20, 2022
子育てと出世で悩んでる方は非常に多いです。
子育てによって出世できない原因
育児休業という制度を利用したことがない世代が管理職に多いことが挙げられます。
どうしても長時間働いていたほうが頑張ってるように見えてしまうのです。
どちらかが悪いわけではないので、自分自身を変えるしかありません。
育児と仕事のバランスをとる方法
子育ての時間を増やすので、仕事する時間はどうしても少なくなります。
そんな中でも出世もできる方法をご紹介します。
①効率化できるスキルを身につける
1つ目は作業効率を上げることです。
たとえば
「エクセルで同じ作業ばかりだな・・・マクロを使って楽にできないか?」
「パスワードが合わずに何回も試してしまう。一つのアプリに集約して管理しやすくできないか?」
といった身近なものから作業時間の削減に取り組んでみてください。
まずは現在の業務を効率化させることからスタートしてみましょう。
②部署変更を申し出る
2つ目は部署を変更すること。
今の会社で働き続けたいけど今の職場じゃ出世できない場合は部署を変えるのがおすすめです。
部署によっては定時帰宅が通常だったり、テレワーク推奨といったところがあります。
③社風が合わない場合は思い切って転職する
家庭を優先しても全く問題ない企業も存在します。
実際、いろんな企業に勤めて感じたことは、日系企業の中で中手〜大手メーカーが比較的子育てに向いていることです。
日系企業の堅実的な良さを残しつつ、働き方改革で従業員に寄り添った社風に少しづつ変わっている企業があるからです。
ただそういった会社を見つけるのが難しいので必ずエージェントを複数利用しながら情報収集してくださいね。
経験談:当サイト管理者の育児と出世について
参考までに私の経験をお伝えします。
新卒で入った会社は家庭を優先できる社風ではなく年収も非常に上がりにくい会社でした。30代40代で年収400万円ほどです。役職がついても500万円程度でした。
転職後の会社は家族の体調が悪かったり用事があれば早退や休みにしてくれます。また、30歳で年収600万円を超え、役職がつけば1000万円にもなります。
本人のスキルに関係なく、働く環境によって生活のしやすさが全然異なることを是非知っていただきたいです。
育児と出世の両方を一度に悩んでしまうと非常にツラいと思います。
ですので、まずは働く環境から見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 大手企業では子育て支援されてるがまだ出世が難しい
- 育児しながら出世するには良い環境とスキルが必要
- 効率的な働き方を訓練する
- 適した環境の会社へ転職する
あとがき
イクメンが出世できないことに関する記事は以上になります。
給料を上げたい気持ちと子どもとの時間を大切にしたい気持ちで葛藤しますが、一緒に頑張りましょう!