- なんだか仕事が単純でやりがいがない
- このままズルズル続けていいんだろうか
- 転職までは踏ん切りがつかない
今の仕事に満足はしてないけど転職するのはちょっと…という方はそもそもどんなキャリアを積みたいのか定まっていないことが多いです。
なぜなら仕事は与えられるだけでなく自分で見つけることも必要だから。
この記事では今の状況にいながらさらなるキャリアアップの基礎を固める内容になっています。
なんだか充実しない生活とはおさらばして、生き生きした社会人生活を歩んでいきましょう。
- 仕事のやりがいは自分で見つけられるもの
- なりたい姿をイメージできれば自然と仕事の問題点が見える
- キャリアプランを作ることで今何をするべきか具体化できる
仕事が物足りないと感じる5つのケース
専門的なスキルや知識が不要な仕事
イメージしてみてください。
プロの料理人が、毎日おにぎりだけを握っているとしたら、どれだけの技術や知識が活かされていると思いますか?
自分の得意なことや、習得したスキルを活かす機会は大事です。
能力が必要とされない場所では、物足りなさや飽きが生じやすくなります。
責任が少なすぎる
船の船長に例えてみましょう。
船長が船を動かす大きな決断をするのと同じように、仕事においても責任を持つことで、達成感や目的意識を得られます。
しかし、ただ船内の清掃だけを担当する船員のように、責任の範囲が狭いと、自分の役割の価値に悩んでしまうことがあります。
体をあまり動かさない
適度に体を動かし、外で遊ぶことで、心も体もスッキリとします。
同じことが大人の仕事にも当てはまります。
長時間同じ姿勢でいることは、心身ともにストレスを感じさせ、効率的な働き手としての能力を低下させます。
精神的にリラックスしすぎる
少しだけ緊張感を持つことで集中力が増します。
適度なプレッシャーが自分を鍛え、新しいアイディアやモチベーションを生むエネルギー源となります。
逆に、毎日がのんびり過ぎると、自分の成果を出すためのエネルギーが湧かなくなります。
淡々としたルーチンワークが多い
日々の生活で、同じ食事ばかりを続けることに飽きてしまうように、仕事でも新しい挑戦が欲しいと感じるのは自然なことです。
同じ業務の繰り返しは、新しい発見や学びの機会を奪ってしまうことになるので、成長のジレンマを感じさせることが多いです。
物足りない仕事を続ける5つのデメリット
スキルアップの機会がなくなる
単調な仕事を続けることで、新しいことを学ぶ機会が奪われてしまいます。
短期的にみるとストレスなく楽に仕事ができて良さそうですよね。
しかし、長期的にはスキルが形成されなくなって、キャリアアップが全くできなくなってしまいます。
キャリアアップを目指す場合、物足りないなと感じながら仕事を続けるのは避けてください。
向上心が失われる
自分を高めるための努力や目標を失ってしまうと、仕事の熱意ややる気が減退してしまいます。
これは、山登りに挑戦する者が頂上を目指す熱意を失ってしまうことに似ています。
物足りない仕事環境は、このような情熱の喪失を招く可能性があります。
問題解決能力が低下する
困難なパズルや難問に挑戦することで、頭の体操となり、脳を活性化させます。
仕事においても、新しい課題や問題に取り組むことで、脳の筋肉を鍛えることができます。
しかし、挑戦の少ない仕事は、この脳の筋トレの機会を奪い、問題解決能力の低下を招きます。
怠け癖がついてしまう
日常の生活で、好きなことばかりしていたら体がだるくなり、何もしたくなくなることがありますよね?
それと同様に、簡単なタスクばかりの仕事は、楽に感じられる一方で、新しい挑戦や難しい仕事を避ける怠ける習慣を生み出す恐れがあります。
怠け癖がつく前に、働き方を見直してみましょう。
働く意義を見失ってしまう
仕事をする理由や目的を見失うことは、航海中の船が羅針盤を失うのに似ています。
どちらの方向に進むべきかわからなくなり、迷子になってしまう。
物足りない仕事を続けると、自分の仕事における位置や方向性を見失い、モチベーションの低下や不満が生じる可能性が高まります。
【体験談】物足りない仕事をずるずる続けた感想
僕の前職は言われたことだけを淡々とする事務作業がメインでした。
年収は300〜400万円ほどで、決して高くはないのですが一人で生活するには問題ない金額です。
そのため「今のままでいいか」とぬるま湯に浸かっていましたね。
でも、年収が低いまま、このままじゃ結婚もできない、リストラされたら人生終わる、こういった危機感をいつしか抱くようになりました。
出世しても年収が全然上がらない、景気が良くなる業界でもない、労働組合があるわけでもない。
将来設計した時に今のままじゃダメだと思い、様々な部署を経験してスキルアップし、資格取得や転職も行いました。
その結果、年収はプラス300万円アップし様々な経験によりキャリアップを達成。
今では社内システムの新構築に携わっています。
向上心次第で人生の充実度は変わります。
いまの仕事に物足りなさを感じたら、まずは行動することが大切です。
次項に推奨する対処法をまとめたので、ぜひ実践してキャリアアップを目指しましょう。
仕事に物足りなさを感じた時の対処法3選
心の奥底に熱意を持った方なら、仕事に物足りなさを感じることでしょう。
新しい挑戦や成長のチャンスが見えにくい時、この感情が強くなることがあります。
しかし、物足りなさを感じたからといってすぐに転職を考えるのは早すぎるかもしれません。
以下に、その物足りなさを克服し、仕事に対する新たな視点ややる気を取り戻すための方法を3つ紹介します。
自分の仕事を洗い出して課題を見つける
まずは、現在の自分の仕事内容を明確に洗い出しましょう。
タスクリストや日常の業務内容を細かくリストアップすることで、自分が何に時間をかけているのか、どの部分がルーチンワークとなっているのかが見えてきます。
この洗い出しを通して、自分が感じる物足りなさの原因や、改善できる部分、新しい挑戦をするべき分野などの課題を明確にすることができます。
日常の業務に新しい取り組みや改善活動を盛り込むことで、モチベーションの向上や成長のチャンスを見つけることができるでしょう。
上司や同僚から仕事内容をヒアリングし改善する
物足りなさを感じる原因の一つは、自分の仕事の価値や意味を正確に把握していないことがあるかもしれません。
上司や同僚からのフィードバックや評価を求めることで、自分の仕事の価値や改善点を知ることができます。
定期的に上司やチームメンバーとの1on1の時間を設け、自分の仕事内容や成果についての意見やアドバイスを求めることで、視野が広がり、新しい視点やアイディアを得ることができるでしょう。
これにより、自分の仕事に新たな価値を加えることができるだけでなく、チーム全体の仕事の質を向上させる手助けともなります。
転職前にはキャリアプランを作る
仕事が物足りないからといって、すぐに転職しても次の会社で満足するとは限りません。
自分の目標をはっきりさせてから働かないと、社会人生活にさまようだけです。
そこでやるべきことは「キャリアプラン」の作成です。
キャリアプランとは、将来の理想の実現を目指して構築された具体的な行動計画のことです。キャリアプランを立てるには、将来像をかなえるために必要なスキルや経験を洗い出し、逆算して計画を立てます。将来的に仕事を続けることを前提に、今後の人生で何を目指し、どのようにキャリアを重ねていくかを設計・計画することです。
キャリアプランを作ることで、本当にあなたがなりたい姿をはっきりさせることができ、具体的に何をすればいいのか洗い出すことができます。
- あなたの強みや弱みを書き出す
- 周囲の環境を書き出す
- なりたい姿を文章にする
- なりたい姿を達成するための目標を設定する
- 実際に行動開始する
簡単なチャートも準備したのでぜひ参考にしてください。
有料ですが本気でキャリアアップする方が多く利用しています。
同僚と差をつけたい!充実した社会人生活を送りたい!そんな方はまずはこちらの記事を見てください。
まとめ
以上が仕事が物足りずやりがいを感じない時の対処法です。
本気でキャリアアップを目指す方はキャリアコーチングをぜひお試しください。
ではまた!