こんにちはゆんです。
・転職って気になるけどどう進めていいかわからない
・転職経験者が実際にやったことのある流れを知りたい
・転職成功者の進め方を知りたい

この記事では転職初心者の方向けに初歩的なことから徹底解説しております。
後悔しない転職活動ができるのでぜひご覧ください。
経験者が実践した転職活動のロードマップ
まず転職活動全体の流れをまとめます。
①何を変えたいのか決める
②転職サイトに登録
③複数の転職エージェントと連絡をとってみる
④転職エージェントを1社もしくは2社に絞る
⑤希望条件を転職エージェントに伝える
⑥求人情報をもらい吟味する
⑦職務経歴書と履歴書を作成する
⑧面接
⑨内定が出ても冷静な判断を
⑩入社!
①何を変えたいのか決める
まずは大まかでもいいので目標を作ってください。
ある程度ビジョンがないとどのように進めていいのか途中から迷子になってしまう可能性があるからです。
僕の場合は「メーカー」「年収をあげる」の2つを軸に転職活動を始めました。元々メーカー勤めだったこと、出世しても年収の上がる見込みがなかったことが理由ですね。
②転職サイトに登録
ではここから具体的な行動です。
まずは転職サイトに複数登録してください。
自分に合った仕事を探したい方は下記記事を覗いてみてください。無料でできる適職診断サービスを紹介してます。

どのサイトも個人情報と今の業務や年収、希望勤務地、希望年収などを入力するだけでOKです。登録したら様々な求人が届くのでメールボックスは必ずチェックしてくださいね。
③複数の転職エージェントと連絡をとってみる
転職サイトに登録が完了したら、当日中〜数日後には複数の企業からメッセージが届きます。
当時の私は、求人を募集している企業だけから連絡が来ると思っていたのですが、「転職エージェント」からもメールが届きます。
転職エージェントとは企業と転職希望者を仲介している会社です。ある人が転職エージェント経由で転職に成功した場合、その転職先の企業から転職エージェントに報酬が支払われます。(転職者の年収の数10%が報酬となるようです)そのため、転職活動されている方からお金を取ることはありません。
私が転職活動を一通り経験した感想ですが、転職のプロである転職エージェントを必ず利用してください。
ただし、注意点が2点あります。
①複数の転職エージェントと面談すること
②転職をごり押しするエージェントは避けること
1つ目の『複数の転職エージェントと面談すること』の理由は、転職エージェントと言えども企業なので業種によって得意不得意があります。
また、社風や担当者と合う合わないといったこともあります。
複数の転職エージェントとコンタクトすることで、自分に合った担当者を見つけられます。
2つ目の『転職をごり押しするエージェントは避けること』の理由は、エージェント側の利益しか考えていないためです。
前述したように転職が成功すれば転職エージェントは企業から報酬を貰えるので、無理にでも入社させて儲けたい!というエージェントを避ける必要があります。
面談してみてこのようなエージェントと出会った場合はすぐフェードアウトしてください。
特徴としては(感覚的になってしまいますが)転職は絶対すべき!とか、あなたのことを過度に褒めてくるような担当者はご注意ください。
あなたの現状を把握しようとする姿勢があり、真剣に寄り添ってくれる担当者を見つけましょう!
④転職エージェントを1社もしくは2社に絞る
依頼するエージェントは多ければ多い方がいい、という訳ではありません。
あなたの転職活動に割ける時間は限られてますので、多すぎると対応しきれないことがあります。
ここなら信頼できる!と思ったエージェントを1社、多くても2社に選んでください。
非常に親身になって対応いただいたエージェントさんだったので、転職活動も楽しみながら終えることができました。
⑤希望条件を転職エージェントに伝える
一般的に条件は下記が挙げられます。
【希望条件の例】
○年収
○福利厚生
○業種
○職種
○勤務地
○勤務時間
○勤務体系
○会社の規模
など
条件は色々ありますので、希望の優先順位をつけてエージェントへ伝えましょう。
年収をあげたい、資格を生かしたい、勤務地は〇〇がいいなど、皆さん様々な希望があると思います。
僕は①年収、②勤務地、③福利厚生を条件にしました。
具体的には年収は500万以上、勤務地は愛知県、福利厚生は住宅補助や家族手当てが出ること、です。
この仕事がしたい!という希望は無かったので業種は特に決めておらず、メーカーかなぁと漠然と考えていました。
20代〜30代前半であれば全く未経験の業種でも何とかなります。
ただ入社してから覚えることが多いので少し大変です。
同じ業種であれば知識を生かせるので入社してからの負担は確実に減ります。
新しいことにチャレンジしたい、今までの経験を生かしたい、どちらもメリットがあると思います。
テレワークできる会社がいい!フレックス制度がある会社がいい!と希望する方もいらっしゃるかもしれませんね。
ライフスタイルの多様化に合わせた会社って魅力的です。
その他に、条件とまでは言えないですが、確認すべき点としては労働組合があるかどうかも重要だと思います。
もちろん会社によっては形骸化してる労働組合もありますが、無いよりはあったほうが給与体系・福利厚生のよい可能性が高いです。
⑥求人情報をもらい吟味する
希望を伝えた後、エージェントから求人情報をもらえます。聞いたことがある会社からニッチな会社まで本当に様々な求人があると分かります。
求人票を見るとその会社の規模や業種内容はもちろん、数年分の経営状況も把握することができます。
「経営状況がいいってどうやって判断するの?」と思われる方へ、私が考える簡単に見るべきポイントをまとめます。
・年収が希望範囲か
・年間休日が確保されてるか(120日以上あれば多い方)
・売上が低迷してないか(※従業員1人あたり5000万以上)
・最低限の福利厚生はあるか(手当て類、休暇など)
※あくまで個人的な目安です。中規模企業には概ね当てはめられると思います。
現在勤めている会社と比較して、より幸せになれるような会社を選択してください。
⑦職務経歴書と履歴書を作成する
まずフォーマットですが、職務経歴書と履歴書は転職エージェントが持っているフォーマットを使えば問題ありません。
万が一無い場合はネット上にある見やすいフォーマットを使ってください。
下図のようなイメージです。

職務経歴書は今まであなたが行ってきた業務を詳しく記載するものです。
できるだけ細かく書くようにしましょう。
相手はあなたがどんな業務をしていたのか分かりませんので、専門用語をなるべく使わず、「どの部署で」「どれくらいの期間で」「どんな業務を」「どうやって進めていたか」「どんな成果があったか」を詳しく書く必要があります。
実際に私が書いた例を挙げます。
※転職エージェントの指示がありますので基本的にはその指示に則って書けばOKですが、参考までに私の例を載せます。
職務要約(例)
〇〇大学〇〇部〇〇学科卒業後、現職の〇〇株式会社(〇〇専門の会社)に入社。
入社以降、設計・技術営業・調達業務と幅広い業務を経験致しました。
設計業務(AutoCAD使用)において身に着けた技術的な知識を、営業・調達業務に活かすなど、複数の職務内容を経験したことが私の強みとなっております。
また、調達業務については、外資系大手〇〇メーカー本国(主に韓国・欧州)との価格交渉も経験しました。
職務経歴(例)
2014年4月〜2015年5月
◇営業技術担当
・〇〇の技術対応窓口
・客先への〇〇のプレゼンテーション
・新商品の性能検査
・〇〇カタログ作成
・〇〇要領書作成(英文、和文)
【役割】客先の技術窓口として、製品に関する問い合わせ(古い機種と現行機種の違いなど)に対応した
【実績】モデルチェンジした製品の内容を、社内外の方が理解しやすいよう簡潔にまとめ説明した
2015年6月〜・・・
活かせる経験・知識・技術
・調達業務経験(納期管理、価格交渉)
・海外出張経験(欧州)
・図面読解知識(〇〇設計、AutoCAD使用)
・〇〇の図面作成(AutoCAD使用)
・現場監督経験(業者指示、客先交渉)
・書類作成(カタログ作成、議事録作成)
資格
・普通自動車第一種免許(〇〇年〇〇月取得)
・TOEIC:〇〇点
・・・
自己PR
200字くらいで自分が成長したこと、心掛けていること、成果、転職先での心構え、などを書きました。
まず今まであなたが何をやってきたか箇条書きで書いて、そのあと肉付けしていけばスムーズに書けると思います。
書いた後はエージェントに確認してもらえるので安心してくださいね。
⑧面接
職務経歴書と履歴書を転職エージェントに渡したあと、その書類選考が通過されれば次は面接になります。
コロナ禍だとリモート面接される会社もあると思いますが基本は対面での面接になります。
転職活動の面接で緊張してしまうかもと不安に思われる方は、下記を参考にしていただければと思います。
転職の面接はお互いに『仕事内容を確認する場』です。
新卒の面接とは種類が異なります。
転職での面接は今まであなたが経験したことを、次の会社で活用できるのか、その確認をする場です。
これはできる、これはできない、といった確認を面接を通じて行い、入社すべきかどうかを決めます。
かと言ってこれだけだと何も参考にならないので、面接で聞かれる基本的な質問をまとめました。
志望動機
これは必ず聞かれます。
志望動機では「あなたの会社だけが当てはまる情報」を加えて伝えましょう。
「それうちの会社じゃなくてもいいよね?」と思われない理由が必要です。
このあたりの理由は転職エージェントに作ってもらったり添削してもらえたりするので心配は不要ですが、自分の言葉で言えるようになるほうがいいです。
メーカーの例だと、〇〇製品の完成品までを自社で製作している、国内シェアがトップで海外展開もしているなど、理由を組み合わせてその会社独自の特徴をあげるといいです。
自身の業務内容
次に、今まで経験した業務内容を自信を持って説明してください。あなたの業務と全く同じ人なんていません。
業務の中でやり遂げた『成果』とその『経緯』を丁寧に相手へ話してください。ただし短すぎても長すぎてもいけません。
あくまで「対話」です。
聞き手のことを考えると30秒〜1分以内が伝わりやすいと思います。もし、3分以内で!という条件が提示されたら3分近くは話してくださいね。
会社からの質問
会社からの質問としては、『海外へ転勤になっても大丈夫か』、『ストレス発散方法はどうしているか』、『苦労したことは何か』など、有名な質問が多いです。
できるだけ回答の準備をしておいてください。
私の場合、長男なのに親元を離れて大丈夫か、といった返答に困るような質問もたまにありましたが。。
そういうところは内定が出ても断ったほうがいいですね。
最後の質問
最後に「質問ありますか?」と絶対聞かれます。
もし興味のある会社であれば質問は必ずしてください。
給与体系のことでも転勤のことでも教育体制のことでも気になったのなら何でも質問してください。
何も思いつかなかったら「仮に内定いただけた場合、それまでに準備しておくことはありますか?」とか「担当者の主な業務を教えてください」といった前向きな質問をしてください。
冒頭でも書きましたが面接はあくまでビジネスの確認をする場です。
入ってみたら予想と全然違った!ということは避けるべきです。
その他
面接マナー!みたいな情報が溢れていますが、社会人の一般マナーで全然問題ないので過度に意識しすぎないで自然体でいてください。
無理して取り繕って入社しても、あなたの性格と合わず辛い思いをしてしまう可能性が高くなります。
⑨内定が出ても冷静な判断を
後日内定が出たとしても必ず受諾する必要はありません。
面接してみてどうも合わないなぁと感じたなら断って次の会社の面接を受けましょう!
あなたに入って欲しいと思う会社は他にも必ずあるので自信をもってください!
◆備考
どうしても内定を辞退したいけどできない方はこちら

⑩入社!
おめでとうございます!新しい生活が始まりますね!
今よりも充実した人生が送れることを願っております。
まとめ
①何を変えたいのか決める
②転職サイトに登録
③複数の転職エージェントと連絡をとってみる
④転職エージェントを1社もしくは2社に絞る
⑤希望条件を転職エージェントに伝える
⑥求人情報をもらい吟味する
⑦職務経歴書と履歴書を作成する
⑧面接
⑨内定が出ても冷静な判断を
⑩入社!
あとがき
転職サイトの登録が転職活動の第一歩になるのでぜひ早めに済ませておきましょう。
自分に合った職種を診断してスカウトを待ちたい方はこちらの適職診断ランキングをご覧ください。無料で使えるサービスをまとめております。

ではまた!