こんにちはゆんです。
こんな疑問に回答します。
・品質保証部門は自社製品の品質を確保するために必要な部署
・指示することがメインになるため他部署からは不要だと思われがち
・製造部門や設計部門などの他部署に所属する人は、品質保証部が対外的に品質の責任を負っていることを知ること
・品質保証部門に所属する人は他部署に寄り添い現実的な範囲で再発防止に取り組むこと

当サイト管理者も過去に勤務経験があるため、その重要性について徹底的に解説します。
品質保証部が不要だと思われるたった1つの理由
品質保証部が不要だと思われる理由は「指示」ばかりで実際に作業しないからです。
製品の品質を保つために各部署へあらゆる依頼や指導を行う部署なので口だけと思われることも多いでしょう。
一例ですが、製造部門で誤って部品を壊してしまったとします。
そのとき品質保証部は製造部門に対して原因と再発防止対策を指示しますよね。
製造部門からすれば・・・
「品質保証部は自分で組み立てたり直接部品を扱っていないのに口だけ出してくる!!」
とか
「毎日忙しい中、工程を守りながら作業しているんだから誤って壊してしまう時もあるだろ!!」
と思ってしまいます。
実際に再発防止するのもその部署なので、品質保証部は「不要」「いらない」と思われがちです。
しかし、メーカー企業としては品質保証部の必要性も知っておかなくてはなりません。
品質保証部の必要性
品質保証部はメーカーの「最後の砦」です。
自社の品質を確保させるために品質保証部が存在するからです。
たとえば、もしお客様に不良品が流出してしまったら品質保証部が責任をとり、お客様に対して謝罪をはじめ原因や再発防止などを報告しなければなりません。
そのため他部署に対して厳しく指導することがあります。
「お客様が納得できる報告内容」にするためには自社の関係部門に対して是正指導がどうしても必要になります。
口うるさい上司が責任重大な仕事を担当している、という状況に少し似てますね。
当記事では製造部門を例に挙げましたが、設計部門・調達部門・サービス部門などに対しても同様です。
かといって、品質保証部に所属している方は上から目線になってはダメです。他部署が円滑に再発防止できるよう原因調査や対策立案のフォローなど協力姿勢が必要です。
品質保証部の業務内容をもっと詳しく知りたい方はこちら

品質保証部がメーカー企業にとって重要な部門であることを知っていただけたら幸いです。
まとめ
・品質保証部が不要と思われるのは指示するだけと感じられるから
・自社製品の品質を確保している部署であるため責任は非常に大きい
・重大な不良流出の場合は顧客先へ謝罪と説明をしなければならない
・品質保証部員も指示だけではなく他部署と協力姿勢をもつことが重要
あとがき
品質保証部が不要だと思われる理由についてまとめました。
あなたの経験を生かし、品質保証部への転職も選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
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ではまた!