- 就職せず卒業してしまった…
- 既卒って人生詰んだのかも
- これからどうすればいいんだ
実は既卒でも挽回する方法があります。
新卒だけが就職できるわけではありません。
この記事では既卒の方が人生詰んだと思わなくていい理由と対処法について解説しています。
必ずあなたに合った仕事を見つけることができるので、今日から一歩踏み出してみましょう。
- 未就職の既卒者は年間1万5千人
- 就職先を焦って決める必要はない
- 時間を活用して就活を始めよう
既卒が詰んだと思うコメントまとめ
まずは就職できなかった既卒の方の感想をピックアップします。
将来への精神的不安ビッグウェーブが俺を襲っている。既卒ってもう人生詰んだの? どうすりゃいいの、この状況。もう大学卒業して3ヶ月経っちまったよ。 酒飲みたい
既卒職歴なしは人生詰んだ。
既卒で就職していないことについて、ネガティブな感想が多く見られました。
人生が詰むなんてことはありませんが、なぜそのようなイメージがあるのか現状を分析してみました。
既卒が人生詰むと思われる背景
次に既卒の方に関するデータを見ていきましょう。
既卒の人数はどれくらいいるのか?
大学を卒業する方は全国でおよそ57万人、その中で97.3%の方が何らかの形で就職されております。(引用元:武庫川女子大調査データ・厚生労働省発行データ)
つまり、1万5千人ほどの方は就職できずに既卒となられたことがわかりました。
既卒から就職した人の割合は?
では既卒者のうちどれくらい就職されたのか見ていきます。
およそ既卒者の10人に3,4人の割合で就職されていることがわかります。
就職した方の割合はどんどん増えており、約半数近くまでになっています。
既卒の特徴をしっかり理解し、適切に行動すればあなたも必ず就職できます。
既卒のままで居続ける3つのリスク
①年齢を重ねると就職率が下がる
就職しないまま年齢を重ねると就職が困難になっていきます。
たとえばフリーターの期間が長いほど就職率が低下するようなデータもあります。
(引用元:労働政策研究報告書)
まだまだ大丈夫!と思って取り返しがつかなくなる前に早めに行動しましょう。
②正社員でなければ給料に差ができてしまう
仮にアルバイトや派遣をしても正社員でなければどんどん給料に差がついてしまいます。
生涯年収に差が開かないよう今のうちに正社員就職を目指しましょう。
③30歳を過ぎると専門性を求められる
僕が実際に20代で転職した経験からですが、30歳をすぎると専門性が求められます。
何か得意な職種がないと企業から必要とされなくなるんです。
たとえば営業職を3年やっていたとか、現場作業に2年従事していたといった経験が求められます。
もし既卒のまま30代40代になってしまうと就職がどんどん困難になってしまいます。
既卒で詰んでしまう人の特徴3選
①既卒になった理由をうまく説明できない
面接で必ずと言っていいほどよく聞かれる内容です。
既卒になった理由を面接官に説明できなければ就職することは難しいでしょう。
でも難しく考えすぎないでください。
なかなか就活できなかったことを反省しつつ、これからは頑張る!という気持ちが伝われば問題ありません。
②大手ばかりを狙っている
大手企業に入るにはかなり実績が重要になります。
新卒でそれなりの有名な企業に入社し、ある職種で数年の経験がないとそもそも書類選考を通過することも難しいです。
どうしても大手企業に入りたい場合は、まずは現時点で受け入れてくれる会社でしっかり実績を残し、レベルアップしましょう。
③一人で就活に悩んでいる
どうやって就活すればいいのか、一人で不安を抱えている人は少なくありません。
なんとも言えない不安が襲ってきて、どうしても踏み出すことが怖かったりします。
安心した就活ができるようにエージェント等の活用をおすすめします。
既卒で詰んだと思っても就職できる3つの理由
既卒のメリットは『時間』があることです。
大学時代のように授業やゼミ、研究室に通う必要はなく、就活だけに集中することができます。
そのため、次の3つ点で大きくメリットを感じられるでしょう。
①企業をじっくり調査できる
企業名だけで判断せず、しっかりとデータを確認し、時間をかけて分析することが可能です。
売り上げ高や営業利益、平均年収や労働時間など、数値で見れるところは確認しておきましょう。
②自己分析に時間をかけられる
在学中はあまり出来なかった自分の分析に力を入れましょう。
就活では企業ばかりに目がいってしまいます。
しかし、大事なことはあなたにはどんな仕事が向いているか、何ができるのか、ということです。
あなた自身の適性を知り、活躍できそうな環境を選ぶようにしましょう。
③選択肢を広げられる
在学中だとどうしても日程の合わなかった企業があり、面接を断念してしまうことがあります。
ですが、既卒であれば在学中よりも柔軟に対応することができるため、優良企業への面接を取りこぼすことなくチャレンジすることが可能です。
では具体的にどうやって就活すればいいのか解説します。
既卒から就職するための6つの方法
正社員就職するために6つの方法を解説します。
では1つずつ解説します。
①自己分析を行う
在学中は自己分析にかける時間があまりとれなかったかもしれませんが、まずは現状把握することが重要です。
あなたにはどんな長所や短所があり、どんな仕事が向いてるのか、客観的に知る必要があります。
こちらの記事に無料で使える自己分析ツールを徹底比較してますのでよければチェックしてください。
今後の就活の方向性を決める大事な準備です。しっかり現状を把握しましょう。
②キャリアプランを作成する
自己分析に加えて、将来のキャリアプランを作ることも効果的です。
1年後や3年後のありたい姿をイメージして、今何をすべきかを洗い出すことができます。
来年までには年収500万円ほしい!という場合はそれに合った企業に就職しなければなりません。
キャリアプランシートを準備したので、実際に書いてみて、今何をすべきか目標設定してみましょう。
③職業訓練を受講する
スキルが必要な特定の職業に就きたい場合は職業訓練を受講できます。
定員数が決まっているので抽選から漏れることがあります。
希望通りに受講できないかもしれませんが、気になる方は下記リンクから確認してください。
④資格を取得する
やりたいことが明確で資格が必須である場合は取得に向けて勉強を始めてください。
ただし資格を取ることが目的にならないように注意しましょう。
時間をたくさん使えることが既卒のメリットですが、効果的なことに最大限活用しましょう。
⑤大手サイトに登録して求人を探す
4つ目の方法は大手サイトに登録して求人を探す方法です。
応募から採用まで自分1人で行うため大変ではありますが、履歴書の書き方や面接など自信がある人にピッタリの方法です。
⑥専門のエージェントを活用する
就活が初めての方、うまくいかなかった方におすすめなのがエージェントの活用です。
1人で就活する場合、求人を探して応募し、履歴書を書いて面接対策するといったことをあなた自身でやるしかありません。
そこでエージェントをぜひ活用してください。ただし既卒の方に特化した専門のエージェントがおすすめです。
専門のエージェントだと既卒の方を歓迎する求人をメインに扱っています。
また、履歴書添削や面接練習など、初心者向けサービスが非常に充実しているところが多いのでかなり魅力的です。
こちらの記事に専門の就職エージェント15社を徹底比較しました。よければご覧ください。
https://yun-yun-blog.com/kisotsu-agents/
最後に:管理者からコメント
周りがどんどん就職する中、内定がもらえずに辛かったのではないでしょうか。
自分を必要としてくれる会社がないと感じてしまっている方も多いです。
でもそんなこと思う必要はありません。単にあなたに合う会社が在籍中に見つからなかっただけのことです。
同じ学校の人達が就職できたように、ちゃんと適切に行動すればあなたも必ず就職できます。
そして、単に就職するだけでなく、自分が活躍できる環境がある職場を見つけることが可能です。
まとめ
- 未就職の既卒者は年間1万5千人ほど
- 就職先を焦って決める必要はない
- 時間を最大限活用して就活を始めよう
あとがき
以上が既卒で詰んだと思っても諦めずに就活すべき理由と具体的な方法です。
途中でご紹介した自己分析ツールとエージェントまとめ記事はこちらからも飛べますのでご覧ください。
https://yun-yun-blog.com/kisotsu-agents/
ではまた!