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【経験者が解説】調達部のやりがいは?4つのポイントをご紹介

調達部のやりがいを経験者が解説

こんにちはゆんです。

調達部のやりがいってどんなことがあるんだろ?

実体験をベースにした業務の解説をしている記事なので、購買部門をやってみたくなってもらえれば嬉しいです。

本記事のまとめ

・購買部門は会社の利益に直結する仕事
・部品を仕入れなければそもそも製品が作れない
・契約や海外業務に詳しくなれる

ゆんゆんブログのプロフィール

経験者による調達部のやりがいを解説

調達部門の主なやりがいは次の4つです。

それでは詳しく見ていきます。

①価格交渉が自社の利益に直結する

調達部の価格交渉によって購入価格を下げることができれば、その分ダイレクトに利益が増えることになります。

利益(営業利益)は売値(総利益)から原価を引いた金額ですよね。

利益(営業利益)=売値(純利益)ー原価

売値(純利益)を上げてもらうのは営業部門にお任せして、調達部門の仕事はこの原価をいかに減らすかが重要になります。

筆者の経験談ですが、以前勤めていた業界は全体的に縮小傾向にあり小さなマーケットを複数の企業が競争しているようなところでした。そういうマーケットだと価格競争になり売値が低くなりがちです。

そこで利益を確保するために調達部門の価格交渉力が必要になってきます。

売値が低下しても原価を抑えることができれば利益は確保できます。

資材や原材料を調達する場合は大量ロットで購入することが多いため、原価が1円でも上がったらかなりのコストアップになってしまいます。また、既製品を調達する場合は複数の会社から相見積もりをとったり荷姿を変更したり納入回数を減らすなどしてコストダウンに取り組む必要があります。

最もやりがいのあるポイントですね。

②調達部品がなければ自社製品を作れない

製造業にとって調達部品は生命線です。

部品がないと製品が作れず販売できないですもんね。

車両を例にとってみましょう。

下図の運転席周りだけ見てみても、シート・ハンドル・パワーウインドウ・タコメーター・レバー・シートベルト・ボルトナット類などかなりの部品点数になります。

車の運転席のパーツ例

これらを漏らさず手配し納期通りに検収をあげることによって会社の生産が支えられています。

何万、何十万といった部品数で構成される製品もあります。一つ一つに対して発注や検収処理をしなければならないため処理能力も重視される業務になります。

価格交渉と同じくらい重要な業務ですね。

③下請法や社外契約に詳しくなる

中手〜大手の調達部門になると、取引先の資本金が少ない場合は下請法が適用されます。

◇下請法とは
親事業者による下請事業者に対する優越的地位の濫用行為を取り締まるために制定された法律です。(引用:公正取引委員会

たとえば資本金3億円以上の企業3億円以下の企業に対して優越的地位の濫用が起こらないよう厳しく法律で決められています。
(他にも資本金1000万円の場合などいろんな条件があります。詳しくはこちら

実際に業務をしていくと注文書や基本契約書に細かい条件を目にすることがあります。

月末締め、翌月払いなど決して遅れてはなりません。

通常業務を行う中でこのような法律に詳しくなることができます。

④(海外調達の場合)輸入業務に詳しくなれる

海外から部品を調達する場合、輸入業務に必要な知識をつけることができます。

国内の運送とは違い、保証や渡すタイミングなどが明確に分かれた契約になっています。

契約例を下図に示します。

インコタームズ 貿易条件

(引用:SHIP HUB

これはインコタームズという貿易に関する条件です。

輸入という作業だけとってみても、コスト・リスク・保険をどちらがどこまで負担するかが契約によって細かく分かれています。

普段の生活ではあまり馴染みがないと思いますが、こういった契約にも詳しくなります。

より深く知識をつけていけば通関士といった資格も取得可能です。

また、海外メーカーと交渉する際は英語力が必要になります。

英語ができないから海外調達なんて無理だ
私は全然英語が得意じゃなかったですが、メールや交渉を繰り返しやっていくと何とかなります。むしろレベルアップしていると実感できるので楽しくなってきますよ!

英語が不安だと思う方も、実際の業務をやっていくうちに慣れますので自信をつけていけます。

もし転職することになっても、そういったスキルはかなり強い武器になりますね。

まとめ

通常業務が利益に直結する
・調達部品が無いと製品が成り立たない
・下請法や契約に詳しくなれる
・海外取引におけるノウハウを得られる

あとがき

調達部のポイントは以上になります。

調達部の詳しい業務内容はこちらの記事でもまとめています。

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キャリアブロガー ゆん
◇家族構成:奥さん、息子、わんこ ◇20代で関西から東海へ転職 ◇製造業の設計/営業/購買/現場監督などを経験 ◇20代製造業の転職ならお任せください ◇毎月15万円ほど株式投資