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【必見】営業から調達への未経験転職で知っておくべきこと4選

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  • 営業から調達へ転職したい!
  • どんな違いがあるんだろう?
  • 今までやってきたことが生かせるのかな

営業から調達への転職は難しくありません。

なぜならお客さん側の立場になれるから。

この記事では筆者の体験談をもとに営業から調達へ転職するときのポイントを解説しています。

『転職してもうまくやっていけるのかな?』という不安を解消することができます。

本記事のまとめ
  • 調達部門では細かく精査しミスのない処理スキルが最も求められる
  • 価格決定するときは自分の財布と思うこと
  • 営業時代のメンタルの強さはかなり生かせる
  • 営業側の考えを理解した上で交渉することができる
  • 職場の雰囲気のギャップや求人のタイミングに注意
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営業から調達へ未経験転職を考えている方へ

営業から調達へ転職をするとき、大事なのは特徴を知ることです。

調達部門が求めることにあなたのスキルが合っているのか確認しましょう。

営業と調達の内容まとめ

営業と調達の違いを一覧にまとめます。

項目 営業 調達
①業務内容
  • 見積作成
  • 価格交渉
  • 不具合窓口など
  • 見積依頼
  • 価格交渉
  • 発注処理
  • 納期調整
  • 検収
②求められる人物像
  • 元気さ
  • 愛想のよさ
  • 明るい
  • 分析力
  • 安全思考
③求められるスキル
  • 製品を提案できるスキル
  • 利益をすぐ算出できるスキル
妥当性を判断する能力
④強み
  • 顧客ファーストの考えが身につく
  • 成果が売上に直結する
安く仕入れて利益確保に繋がる

ではこれらの内容について具体的に解説していきます。

①業務内容の違い

営業と調達の違いについての画像

営業部門

営業部門での主な業務はお客さんの窓口業務全般と、価格交渉、新商品の案内、不具合時の窓口対応です。

メーカーの営業はルート営業になるため、ほぼ決まったお客さんとやり取りすることになります。

詳しくはルート営業の業務に関する記事をご覧ください。

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本記事を読まれている方はいずれの業務もご経験があると思います。

調達部門

一方、調達部門の主な業務内容は見積依頼、価格交渉、発注処理、納期調整、検収です。

特に価格交渉では値下げの依頼が必須で、取引先から値上げ要請があったときは安易に承諾せず理論武装することが大事です。

営業経験者のあなたなら、お客さんに値上げ要請してすぐ承諾されたらラッキーと思ってしまいますよね。

調達部門は価格決定する際、発注するお金は自分の財布と思って慎重に価格交渉する必要があることを覚えておいてください。

調達部門の詳しい業務内容はこちら

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②求められる人物像(性格面)

営業と調達の違いについての画像

営業部門

どの部門においても最低限の振る舞いは必要ですが、特に営業部門は「明るく愛想がいい」人が好まれます。

中小企業から大手の営業まで特に変わりませんでした。

調達部門

調達部門であっても最低限の明るさや愛想の良さは必要ですが、より好まれるのが「冷静沈着」な人です。

後述しますが、よく考えて金額を決めたり、ちゃんと納期通りに納入したり、細かな作業が必要だからです。

ですので、どんな場合でも理論的に考え、ミスなく処理できる人が重宝されます。

もし転職先の調達部が処理するのに手一杯でコストダウンの意識が低ければ、出世するチャンスです。

③求められるスキル(能力面)

営業と調達の違いについての画像

営業部門

営業部門では売上金額と粗利益をすぐに頭で計算できたり、売上を伸ばす交渉スキルが求められます。

営業経験者の方には心当たりがあるかもしれませんが、頭の回転が速い人が重宝されますよね。

調達部門

調達部門では入手した情報の妥当性を判断したり、発注や検収といった処理をミスなく行わなければなりません。

そのため精査するスキルとミスのない処理スキルが求められます。

ここは非常に大きな違いなので、部署変更や転職される方はぜひ覚えておいてください。

また、調達部門で持っていれば損がない資格は通関士です。

海外から部品を仕入れることは多々あります。その際、通関士のような貿易に関する知識があれば非常に武器になります。

さらに英語を使えれば役に立ちます。ビジネスメールやスピーキングができればさらに重宝されます。

④営業経験者が調達部門へ転職したら活かせる強み

営業と調達の違いについての画像
営業経験者が調達部門へ転職したら、主に3つの強みを活かすことができます。

1.メンタルの強さを活かせる

まずはメンタルの強さです。

今まで営業部門では、お客さん相手に価格交渉や納期交渉、不具合時の対応を行なっていました。

調達部門で相手にするのは取引先の営業の方と社内メンバーがほとんどです。

そのため営業部門のときのようなお客さんを相手にするストレスは無く、多少の問題があっても「お客さんから直接怒られた時よりマシだ」と思うことができます。

社内メンバーの中にはあなたと合わない人が何人かいると思いますが、お客さんと直接交渉をしてきた経験に自信を持って多少のことでは凹まなくなります。

私自身、これが一番大きいポイントだと感じています。

2.スピード感を活かせる

営業部門ではお客さんからの依頼があれば最優先で対応し、できる限り早くレスポンスしていたと思います。

調達部門ではしっかり価格比較を行ったり納期どおりに部品を仕入れるといった「確実性」が重要です。

もちろん営業部門でも確実な業務を求められていたと思いますが、それに加えスピードも求められ大変だったと思います。

周りがじっくり考えてるなか、確実かつ迅速に動くことができれば一目置かれる存在になると思います。

3.交渉の予測ができる

営業経験者であれば交渉がどのように進めれば最善か、ある程度予測することができます。

「こう言ったらこう思われるだろうな」といった予測です。

調達の求人を見ていただくと分かりますが条件欄に「営業経験者」と記載されていることが多々あります。

全くの未経験で転職するよりかなり有利な条件になるのでぜひ実際の求人も確認してみてください。

営業から調達へ転職する際の注意点3つ

営業から調達への転職の注意点についての画像

①雰囲気の違い

営業部門に比べると比較的落ち着いた職場が多いです。

何社か調達の職場を見たり経験したことがありますが、どこも営業部門より静かな印象です。

事務作業が多いので黙々と作業することになってしまいますが、雰囲気が全然違うということは覚えておいてください。

②考え方の違い

ただ、作業淡々と作業のみをするのではなく、どうやったらコストを下げられるか常に考えなければなりせん。

それも取引先が合意しやすい形でコストを下げる方法です。

本質的な内容なのでかなり難しいですが、たとえば取引先に対して「金額さげて!」と感情論で言うのはおすすめしません。

取引先に負担を強いることになるので、最悪の場合は取引を中止されるかもしれません。

ですのでお互いにメリットのある交渉を心掛けることが大事です。

一例としては発注量を増やすから単価を下げてほしいとか、混載便をうまく活用して配送回数を減らしコストダウンを図るなどです。

広い視点でコストダウン手法を考えるのが大事ですね。

③求人数は多くない

調達部門は営業部門に比べると有名ではありません。

そのため、営業部門より求人数が少ないので良い案件はすぐ募集終了となるのでご注意ください。

リクナビNEXTなどの大手転職サイトにまだ登録していない方は早めに登録しておきましょう。

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まとめ

本記事のまとめ
  • 調達部門では細かく精査しミスのない処理スキルが最も求められる
  • 価格決定するときは自分の財布と思うこと
  • 営業時代のメンタルの強さはかなり生かせる
  • 営業側の考えを理解した上で交渉することができる
  • 職場の雰囲気のギャップや求人のタイミングに注意

あとがき

以上が営業から調達への未経験転職で必ず知っていただきたいことです。

どんな部署が自分に合っているのかもう少し調べたい場合は下記記事の診断サービスを使ってみてください。

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ではまた!

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キャリアブロガー ゆん
製造業・機械メーカー歴10年以上。品質保証・設計・営業・購買・現場監督などを経験。給与や人間関係を改善するため20代で転職。様々な部署や会社を経験した実績を生かし、ブログを通じて製造業の転職を目指す方へ全力でサポートします。